最初の「プロ野球低身長選手のシリーズ記事」でリストアップした野手の選手リストです。
過去記事はコチラ↓
【低身長必見】2021ドラフト指名選手、現役プロ野球選手のデータから意識を…前編
https://backstage-baseball.com/2021_draft_npb_jisyuren_menu01/

低身長にもかかわらず、野球選手としては魅力的な共通点があります!

お分かりになるでしょうか?

阪神タイガース
中野 拓夢/171/69/右投左打
広島東洋カープ
田中 広輔/171/84/右投左打
広島東洋カープ
菊池 涼介/171/68/右投右打
横浜DeNAベイスターズ
宮﨑 敏郎/172/85/右投右打
阪神タイガース
近本 光司/171/67/左投左打
福岡ソフトバンクホークス
甲斐 拓也/170/85/右投右打
埼玉西部ライオンズ
森 友哉/170/85/右投左打
福岡ソフトバンクホークス
川島 慶三/171cm/74/右投右打
東北楽天イーグルス
茂木 栄五郎/171/75/右投左打
福岡ソフトバンクホークス
今宮 健太/172/76/右投右打
福岡ソフトバンクホークス
牧原 大成/172/72/右投左打

メジャーリーグ/NPB OB
MLB ヒューストン・アストロズ
ホセ・アルトゥーベ/168/90.7/右投右打
南海ホークス他
門田 博光/170/81/左投左打
阪急ブレーブス
福本 豊/169/68/左投左打
横浜ベイスターズ
田中 一徳/165/67/左投両打

正解は低身長ですが、全選手がプロ野球の試合でホームランを打った経験があります!

更に、実際にプロ野球の試合前のバッティング練習を見ると、低身長の選手がスタンドに何本もホームランを打つことは珍しいことではありません。

ソフトバンクの今宮選手や牧原選手は京セラDの上段に普通に何発も打ち込んでいました!

「ホームランが打てる=力の伝わるスイング」

低身長=ボールを飛ばすことができない!
そんなイメージはつきものです。

特に小中学生の選手は、そのイメージがより強く持たれがちだと感じています。

指導者や親から「身体が小さいからボールを遠くに飛ばすな、ホームランを狙うな」と言われた事がある選手もけっこう多いのではないかと思います。

私もその一人でした!
(ちなみに中学1年で身長163cmでした)

特に低身長の選手に言われがちなのが、「とにかくバットに当てろ」といったような指導です。

しかし、低身長だからといってホームランを打つことを諦める必要はありません。
それは少年野球でも同じです。
ボールを遠くに飛ばすことができる、ホームランが打てるということは「身体で生み出したパワーをバットからボールに効率よく伝えられているスイング」が出来ている証拠です。

「バットにとにかく当てろ」というような指導は、逆に力の伝達効率が悪いスイング、ボールが飛ばないスイングを身につけてしまいます。

私も少年時代にそのように思っていた時期があり、実際にボールを遠くに飛ばすことはできませんでした。

しかし、リストにも掲載した,PL学園→横浜ベイスターズの田中一徳さんは中学時代、地元が同じで隣のチームで大活躍していた憧れの選手でした。
2歳年上になり、試合で対戦することはありませんでしたが、地元のバッティングセンターでは鋭い打球を連発して、試合では162cmの小さな身体でしたが、社会人野球チームグラウンドで余裕の柵越えホームランを何本も打つ姿も生で見させてもらいました。

バッティングセンターで素振りをしているときには、バットを握る手が見えたことがありましたが、日頃からすごい量のスイングをしているということが、まだ経験が少なかった中学生の私にでも一瞬で分かったことは衝撃的な思い出です。

身体が小さくても「田中選手のように練習すればホームランは絶対に打てる」

偶然で幸運な影響もあり、中学2年生くらいから練習で柵越えのホームランが打てるようになり、3年生になると試合でもホームランが打てるようになりました。

いきなり球場で柵越えホームランを打つことは難しい選手でも、ホームランを打つ基本的なポイントとコツを掴み、地道にスイング、練習をすることで必ずホームランは打てるようになります。

自主練でも取り入れることが出来る「ホームランを打つためのバッティング」のポイントや基礎練習を記事にしました。

バッティングの基本は〇〇

小中学生のチーム練習でもお馴染みの練習「トスバッティング」
キャッチボールとセットになっていることが多い練習メニューですよね?!

キャッチボールが投げる基本練習であれば、トスバッティングはバッティングの基本練習と言えます。

とりあえず、ボールの目慣らし、バッティングのアップ程度の軽い考えで取り組んでいる選手は非常にもったいないことをしていると言えます。

軽く投げてもらうボールを、高い確率で自分のイメージ通りに打ち返すことができるバッティング技術はホームランを打つためには最低限必要になります。

ホームランは打球に角度をつけることが必須で、ボールに「バックスピン」を必ず与えないといけません。

トスバッティング時はノーバウンドで投げ手に打ち返す技術は必須となります。

特にスイングの軌道が「アウトサイドイン」になってしまっている選手に見られる傾向ですが、トスバッティングでも、ゴロばかりになり打球に強弱がつけることができない選手がたくさんいます。

これはバッティングにおいて致命的といえます。

トスバッティングでさえ、打ったボールに角度をつけることができなければ、バッティング練習でできる可能性は極めて低くなります。

トスバッティングのときに、どうしたら打球(フライでもゴロでも)をイメージ通りに投げ手に打ち返すことが出来るのか、意識して練習に取り組んでみてください。

ポイントは手首を返さずにバットヘッドをうまく使うことです。
軽くスイングするので手打ちになりがちですが、腕や手首を無駄に使ってしまうと、連続ノーバウンドで打ち返すことがなかなかできません。画像をクリックで動画をcheck!

たかがトス、されどトスバッティングです!

インパクト時の手首の使い方

バッティングのインパクト時に「間違った手首の使い方」をしないように!
身体の使い方に個人差はけっこうありますが、インパクト時の手首の使い方はほぼ共通していると言えます。

インパクト時に意図的に手首を返したりしないように注意してください。

図のように90°の位置にくるように形をつくることが理想です。
この手首がインパクトの瞬間以前に崩れてしまうと力の伝達効率が下がります。
私も中学時代に手首を返してしまう癖がありましたが、意識して改善することができました。

バットからボールに力が伝わらなくなる大きな要因にもなりますが、同時にバットの芯でボールを毎球捉えることも難しくなります。

自分の感覚でチェックすることはもちろん、スマートフォンのカメラなどでスイングをマメに撮影してチェックすることも必ずしてください。

自然と技術アップ!木製バットでの練習

高校生までは金属バットになりますが、意識の高い選手は取り入れている方法になります。

木製バットは金属バットで打つよりも「芯のスポットも狭いので」ボール捉える難易度は上がります。

手首などに無駄な動きがあると、ホームランやヒットが打てる確率は低くなりますが、練習ではあえて「木製バット」でスイングやティーバッティングを続けてみてください。

木製バットで練習することは、しっかりとスイングして無駄な動きがないか確認しやすい方法になります!

難易度は上がるのでつい金属バットに戻して練習したくなりますが、なるべく我慢して続けてみてください。

また練習で使用する木製バットですが、なるべく安価なものを使うことは控えてください。
少し高価でもバランス(バランスはトップバランスがオススメ)の良いものを選択してください。ロングヒッターの使用モデルを使いこなせると、打球が遠くに飛ばせる可能性は高くなります!

材質もメープルなどの硬めの材質が長持ちするのでオススメです。
ホワイトアッシュなどのアッシュ系は使用しないようにしましょう。

そして、バッティング練習は技術レベルが低いと折れてしまうので控えてください!

少し高価な木製バットでもバッティング練習で使用しない限り折れる可能性は0に近いので、長持ちさせることは中高生でも可能なのでコスパも良いと考えられます!

木製バットでしっかりとしたスイングやティーバッティングができるようになると自然とバッティング技術はアップしています。

プロ並みのバッティング技術を身につけることは至難の技ですが、まずはシンプルに木製バットで「力強いスイング」や「力強い打球」が打てるように練習しましょう。

木製バットを我慢してから打つ金属バットの快感は飽きもこないし心地が良いものですよ。

重いボールでボールを運ぶ

プロ野球の通算本塁打567本
歴代3位の門田博光さんが取り入れていた練習として有名です。
重いボールを打つことで、インパクト時にボールを「運ぶ」「押し込む」という感覚が身に付きやすい練習方法です。

門田さんは当時、特注で打撃可能な重いボールを作ってもらっていたようです。

打感は硬球とかなり違いますが、今は壊れにくいゴムボールに砂が入ったものがあるのでそれを使用することをオススメします。

最近ではプライオボールと呼ばれるボールになります!
私はオレンジ色の大きさを使用しています!

テープなどを巻いて強化してから使用してもOKです!

慣れるまでは難しく感じますが、次第に慣れてくると自然にスイングする中で「運ぶ」「押し込む」という感覚を感じながら重たいボールを打ち返すことができます。

伝達効率が悪い段階のスイングで力強く打つと、手首や肘などを痛めてしまう可能性があるので注意してください。

単純な素振りを工夫する

通常の素振りは少ない回数でもいいので、必ず毎日しましょう。
ただ20スイングを全力で毎日継続することだけでも簡単ではありません!
「継続する」ための強い気持ちは必要です.

通常の素振りをベースに、自分にはセンスがないなと思っている選手は、色々な素振りを少しの回数だけでも取り入れてみてください。

筋肉の多部位をスイングで動かしておくだけでも、スイングに柔軟性が出たり、動きがスムーズになる可能性が高くなります。
詳しくは改めて素振りの記事を書かせてもらいますので今回はいくつか名称だけ記載させていただきます。

・腰を止めてスイング
・歩きスイング
・連続スイング
・片手スイング
・逆打席スイング
・超スロースイング
・壁の前でのスイング
・1000スイング

まとめ

今回は自主練習でもすぐに取り入れることができる、ホームランを打つための基礎的なポイントやコツの紹介となりました。

低身長でもホームランを打つコツ+努力を重なればホームランは打てる。
そして、小中学生の頃から必ずホームランが打てるスイングを身につけるようにしてください!

本当に簡単なようですが、出来ない選手は多いですが、特に低身長の選手は、身長差を埋めるためにも「身体をしっかり使いことなすこと」が求められるので基礎的なところは必ず押さえて出来るようになってください。

バッティングのレベルアップのキッカケになるかと思いますので、機会があれば是非お試しください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。