2022年もあと少しで終わりを迎えます。

本格的にオフシーズンに突入してランニングやトレーニングメニューの時間が増えていると思います。

様々なトレーニングメニューをこなしていく中でも、取り組む意識や持っている知識の差で得られる成果が変わってくるところです。

今月の動画も参考にしていただき、少しでも実践に活かしてほしいと思います。

大阪桐蔭高校の強化練習

12月の初旬に大阪桐蔭高校の練習にお邪魔させていただきました。

テスト休みも終了して、12月から冬の強化練習がスタートしていました。

秋の神宮大会で優勝した後となりますが、チームに浮かれた様子はなく、いい緊張感をもって練習していました。

各学年、選手の能力が高く個性の強い選手が集まっていますが、野球を取り組む姿勢や意識が高い選手が多いと感じています。

すでに引退している3年生も下級生と一緒に練習参加していました。

その日は3年生たちと進路や野球の技術的な話を聞かせていただく機会が多くありましたが、その会話からも野球レベルの高さを実感することができました。

大阪桐蔭高校はキレダスバットのメジャーとキッズを導入してくれています。

この夏に甲子園で優勝した仙台育英高校も「情熱大陸」の番組内でキレダスバットのミドルタイプを使用してくれていて、スイングスピードUPさせる使い方をされていました。

少年野球の選手から強豪校の選手にも使用していただき感謝しかありません。

今すぐ効果が期待できる?! 肩甲骨トレーニング

今年の2月からコラボ企画をスタートさせていただいたパーソナルケア鍼灸整体院の濱田先生

少しレベルが高いと感じられた方もいるかとは思いますが、内容はすごく為になることばかりでした。

私も可能な限り聞いたことをチームで実践できるように心がけて活動しました。

今月の動画もすぐに実践できる内容のものです。

【冬トレ】コレで差がつく…力が伝わる肩甲骨インナートレーニング!

【野球冬トレ】股関節が”使える”ようになる正しいトレーニングとは?

実際に投げるときの、肩の使い方や安定感が出やすいと個人的には感じています。

是非チームや個人練習で取り入れてみてください。

好打者の必須条件〇〇○

好打者の必須条件はいくつかありますが。

その1つは「選球眼」です。

好打者は「ストライクボール」の見極めて打ちにいきます。

さらに好打者は、ストライクボールでも自分の打てるコースを把握知っています。

今月紹介したバッティング動画の中でも主に伝えたかったことは、ストライクの見極めと打てるコースを把握するというところになります。

【自主練効率UP】バッティングに必要な要素をギュッと詰め込んだ自主練メニュー!

【打率アップ】多くの選手がやらないけどやれば上達する選球眼トレーニング

詳細は動画で確認していただき、是非チーム練習で実践していただきたいと思います。

甲子園常連高の監督からの教え! 打者の待ち方」

ピッチャーが投げてくるボールをどう待つのか?

例えば狙い球を絞って「真ん中高めのボールを打ちにいく」と決めたなった場合、あなたならどういう意識や注意をしてボールを待ち、そしてボールを打ちにいきますか?

1「高めに目線を絞って打つ」
2「真ん中から低目は捨てる」

シンプルにすると

「高めを打つ」か「低目は見逃す」のかということですね。

打席の中で実行しようとすることは、ほぼ同じになりますが。

1は基本的に「打ちにいく」2は「見逃す」という意識を強くもっています。

かつて甲子園の常連校だった沖縄水産高校の裁監督の雑誌インタビューで知ったことですが、そこでは「高めを打ちにいく」ことが大事なんだと言われていました。

基本的に打者は「打ちにいく」という積極的な本能を忘れてはいけないと。

後に現天理高校の中村監督にも同じように「打ちにいく打者の本能」という部分は大切だと指導されたことがあります。

この記事を読んだときに、私自身は2の意識を強く持っていることに気付きました。

それから、1の意識に切り替えたところ、選球眼がよくなりました。

試合でいきなり実践することは難しいので、日頃の練習から取り組んでおくことで試合で活かすことが出来る可能性が高くなります。

今月紹介した動画はそのあたりの効果に期待できる内容になります。

是非参考にしてみてください。

【打率アップ】多くの選手がやらないけどやれば上達する選球眼トレーニング

まとめ

情報過多の時代に、見たり聞いたりした情報を実践に活かすセンスも問われる時代となっております。

大阪桐蔭の選手たちとも、そのことについては簡単ではないという話になりました。

チームの中でも活かすことができている選手はチーム内でも数名だけだと!

理論や知識をいかに実践で活かすことができるのか?

自分なりにもしっかりと考えて活用していただきたいと思います。

12月公開したYouTube動画

<濱田先生>

【冬トレ】コレで差がつく…力が伝わる肩甲骨インナートレーニング!

【野球冬トレ】股関節が”使える”ようになる正しいトレーニングとは?


<打撃>

【冬トレ】プロ野球選手の体をケアし続けた男が教える『トレーニング理論』

【自主練効率UP】バッティングに必要な要素をギュッと詰め込んだ自主練メニュー!

【打率アップ】多くの選手がやらないけどやれば上達する選球眼トレーニング

【土台作り】ホームラン打ちたいならコレやって!長打力UP練習法


<投球・送球>

【球速アップ】体重移動をスムーズにするための下半身の使い方とは?

【重要】意外と出来てないコントロールが良くなるグラブ手の使い方