投手がマウンドに立てば誰でも
「打たれたくない」
「三振をたくさん取りたい」
“試合で抑えたい”
そのように思う人は多いはずです。
そのために全国の野球少年たちは日々練習に励まれているかと思います。
近年では、ランニングや体幹トレーニング、ウエイトトレーニングを中心に身体を大きくして出力をあげる選手やチームが多くなっています。
“しっかり身体をつかい出力を高める”ことはとても重要なことです。
しかし、最終的には”フォーム”が大切になってきます。
つまり、鍛えた身体をどう使うのか?
きちんとした正しいフォームで投げるからこそ、出力を高めた練習が活きてきます。
特に子どもたちには、レベルアップするためにはもちろん、何よりケガをせず野球を続けることができるよう、正しい投球・送球フォームを少しでも早く身につけてもらいたいです。
「よし、フォームを作るぞ!!」
しかし、いざ意気込んではみても、実際には何から取り組めばいいのか分からない人は多いのではないしょうか?
投球フォームには様々なフェーズがあります!
マウンドにしっかり軸足で立つ、足を上げる、足を下ろしながらキャッチャー方向に体重移動する etc
各フェーズの動きが連動することで、力強いボールを投げることができます。
まだ野球経験が少ない子どもでも、キレダスを使うことで正しい投球・送球のフォームづくりが格段に取り組みやすくなります。
【 目次 】
【重要フェーズ】キレダスでリリース=ゴール地点の感覚を!
突然ですが、質問です!
例えば、100メートルを走るとします。
100メートル先にゴール地点があるから、全力で走れますよね。
しかし、ゴール地点が決まっていないと
どこまで走ればいいのか分からないので戸惑ってしまいませんか…?
これは投球フォームでも同じようなことがいえます。
投球フォームには、大きく分けていくつかのフェーズがありますが、このフェーズのなかで重要なフェーズはどこになるのでしょうか?
それはリリースポイントです。
ボールが指先(人差し指と中指)から放れる”最後の瞬間”です。
その瞬間にしっかりボールに“正しい力を伝えることができるリリース感覚”と、”安定したリリース位置”を決めることが重要になります。
そこに出来るだけ大きなパワーを伝えるために、足を上げたり、ヒップファーストやテイクバックなど一連のフェーズがあるという考え方は多くの方が理解しやすいと思います。
だからまず、リリースポイント=ゴール地点(投球フォームの)を決めることに取り組んでください。
しかし、リリースポイントの位置を決めると言われても毎回ロボットのようにズレもなく同じ位置でリリースするなんて不可能です!
単純に前すぎるとボールを叩きつけてしまい、早すぎると抜けたりボールが高めに浮いてしまいます。
一流の選手ほど、一連のフェーズの動作に繋がりがあります。
指先からリリースされるボールにもしっかり力を伝えることができ、且つリリース位置の誤差も少ないものです。
でも、そう簡単に上手くいくなんて思わないですよね?
特に小中学生の子どもたちには難しいと思われる人が多いと思います。
投球・送球改善にオススメできる野球ギア「キレダス」
小学生でもリリースポイントでしっかりボールに力を伝える感覚は非常に大切です。
下半身の動きや体重移動などのフェーズを修正しても最後のリリースのフェーズが狂っていると、全てが無駄になると言っても言い過ぎではないでしょう。
最後のリリースのフェーズでしっかりとボールに力を伝えることができているのか?
キレダスを1度投げると野球未経験の素人でもキレダスを投げるとすぐに分かります。
もちろん、まだ野球経験が少ない少年野球の子どもたちにでも、理解できるのがキレダスです。
キレダスを1度投げてみてください。
今ではYouTubeなどのSNSで動画をたくさん見ることができますが、動画のようにうまく投げることは結構難しいものです。
簡単にみえるけど、難しい。(特にアスリートタイプ!)
だからこそ、キレダスを上手く投げることができれば、自分自身のリリース感覚が驚くほど良くなります。
まず、最初はシンプルにキレダスをまっすぐキレイに飛ばしてみてください。
そのためには、どこを意識すればいいでしょうか?
実は、キレダスを上手く投げるのに年齢や身体の大きさなどはあまり関係ありません!
経験豊富な選手よりも、キレダスを取り入れている小・中学生のチームの選手たちのほうが実際にキレイに投げることができていたりします!
そして、キレダスは普段しているキャッチボールでボールを投げるときと同じように、腕を振ることで、効果をより発揮してきます。
感覚の表現は個人差がありますが、リリースの際に正しく力を伝えることが出来れば、まっすぐキレイに飛んでいきます。
しかし、リリースポイントの出力が不安定な人はキレダスが遠くへ飛ばなかったり、ジャイロ回転をしたり、地面に叩きつけてしまったりしてしまいます。
”感覚的な部分”がキレダスの飛び方で可視化されるのがポイントです。
小・中学生で投げることが苦手だと感じている人でも、良し悪しの感覚的な部分が可視化されて自分自身の感覚でしっかり認識することができます。
キレダスを使うことで、投球・送球のレベルアップするコツが掴みやすいといえます。
一瞬の〇〇の動きがコントロール悪くします
コントロールに不安のある選手、イップス、野手でスローイングが苦手な選手はリリースの瞬間に手首を動かしてしまい、自らリリースポイントを不安定にしているケースが多くみられます。
想像できると思いますが、リリース時に数センチの差でも16m、18m先になるとその誤差は大きくなります。
リリースの瞬間に手首を使ってしまうとコントロールすることが難しくなります。
キレダスを使い、まず投げるときに”手首を立てる”感覚を養ってください!
手首はあまり動かさないで、イメージとしては身体全体で押し出してるようにキレダスを投げてみてください。
投げたい方向にキレダスをキレイに飛ばすことができれば基本的にはOKです。
リリースの瞬間に手首を使っている選手はキレダスを真下に投げつけてしまったり、羽が不安定な状態で飛んだりします。
上手く投げれない選手は手首を使わないフォームになるまで楽しくキレダスを練習していただきたいです。
ノーマルタイプは少し練習を頑張れば小学生でも比較的すぐに投げれるようになります!
キレダスを投げた後は必ずキャッチボールを!
キレダスを投げた後にボールを投げると、あっと驚くような暴投が頭の上を通過していくと思います。
しかし、それは正しい身体の反応なので安心してください!
まだリリース感覚のギャップを感じると思いますが、キレダスを投げることで、手首をたてる感覚は格段に掴めてきているといえます。
まだリリースポイントが早い人はその感覚が残った状態のため高めへ抜けて暴投になってしまいます。
そして繰り返していくことによりリリースポイントがより安定し、手首がたちキレのあるボールが投げられるようになっていきます。
練習を継続して良いリリースの感覚が掴めてくると、キレダス後にキャッチボールをしても暴投しなくなります。
投手の球種! 原点はやっぱりストレート!
現在の野球は、変化球の種類がたくさん増えてきています。
そして中学生ですら、フォークボールやスプリット、カットボール、ツーシームと多彩に操られるピッチャーが多いなと感じています。
レベルが上がるほど、変化球にもキレやコントロールがないと打者に簡単に打ち返されてしまいます。
一つの球種をマスターすることは簡単なことではありません。
いろんな変化球を投げたいという気持ちは分からなくはないですが、しっかりとストレート磨くことで、ボールに大きな力を伝える指先の感覚の基礎が磨かれます。
まだ磨かれるはずのストレートが未熟なまま多くの変化球をマスターすることは勿体ないことをしていると思いませんか?
力のあるストレート、キレのあるストレート。
やはりこれに勝る、ピッチャーの魅力はないのではないでしょうか?
だからこそストレートをもっと磨いてもらいたいです。
低めに構えられたキャッチャーミットなは吸い込まれていくような”キレのあるストレート”を投げてみたくはないですか?
ピッチャーマウンドから低めに投げるボールも前章で述べた通り、手首で角度をつけるとボールの威力が落ちてしまいます。
キレダスで正しいフォーム作りをして、ナイスピッチングを!
試合で活躍しましょう。