9月は宮本慎也さんのYouTubeチャンネル「解体慎書」とのコラボ企画がありました。
キレダスチャンネルをご視聴されている方々から「プロ野球選手とのコラボ企画」が見たいというお声がたくさんあった中で今回のコラボ企画が無事に公開することができて本当によかったです。
プロ野球選手の中でも人気の高さを感じる宮本さんだったので喜んでいただけた方も多かったのではないかと思います。
今回のブログの内容は、当日の撮影現場で指導する宮本さんの様子や、お話させていただいたことを振り返りました。
動画ではお伝えできなかったことや、当日ご指導いただいたことなどを少し掘り下げています。
まだ本編の動画を視聴されていない方はご覧いただいてから、記事をお読みください。
【 目次 】
ミート力UP⚾️力が伝わるスイング!伝わらないスイング!
左バッターはライト方向へ
右バッターはレフト方向へ
小・中学生が置きティーをすると、キレダスの体験会でも同じようになりがちです。
ポイントが前になり、両腕が伸びて手首が返ったところでボールをインパクトしています。
腕が伸び切ったところというのは、けっこう飛距離が出そうなイメージがありがちですが、宮本さんはそれに加えて「ヘッドが返ったところで当たっている(ボールに)から力が弱くなる」と言われています。
腕が伸びて手首が返ったところあたりは、力強くバットが振れてボールも飛ばしやすいと思いがちな選手はけっこう多い印象です。
ミートポイントを近くにすると、ボール1、2球分くらいを後ろに下げたり、体に寄せたりするだけで、スイングがやりずらくなる選手は少なくありません。
また、打球はセンター方向や逆方向にも力強く打てることで、ミート率がアップするので、ヒットやホームランを打てる可能性も高くなります。
置きティーは再現性が高く、同じ高さやコースを打つ練習をすることが可能です。
打ち慣れていない選手は日頃の練習から取り入れて、ボールを置く位置を工夫して練習してみてください。
激ウマ!宮本さんのスムーズなボールの持ち替え
宮本さんが指導しているときに、何気なくボールを持ち替えます。
その何気ない動作がスムーズで、思わず「上手い」と言葉が漏れてしまいました!
本人からすると、当然のことですが、これは「ボールを持ち替える練習」をするべきだと思いました。
恐らく宮本さんも数え切れないほど、ボールを持ち替える練習をされたと思います。
11:40〜 https://www.youtube.com/watch?v=-P8Zbmf3edE
本当に何気ないボールを持ち替える動作に無駄がなくスムーズで感動しました。
ボールを持ち替えがスムーズな選手は、握り変えてボールを握る動作もスムーズにできる可能性が高くなります。
そして、悪送球の可能性は低くなります。
宮本さんのような送球を真似するのは難易度がかなり高くなりますが…
ボールの持ち替えは近づくことができそうですね。
「全球意識」して取り組むことが普通に!
改善ポイントは「全球意識」して 取り組むことが大切だと言われていました。
11:10〜 https://www.youtube.com/watch?v=-P8Zbmf3edE
何気なく普通に言われたときに「子どもたちにとっては意識が高過ぎる要求」だと思いましたが、本当に上手くなりたいのであれば、「1球でも意識を忘れてはいけない」 という意識はレベルアップしたい選手ほど必要なことだと思いました。
このくらい自分に厳しくしているのは、絶対にレベルアップしてやる
真剣にしないと「改善したい動作を意識しながらプレー」することはかなりの集中力が必要になります。
こういった意識の高さはまだプレーが未熟な選手でも意志があれば必ず変えることが可能です。
何気ない一言に聞こえたのは、お伝えした宮本さんが意識高く野球に取り組まれていたことを、体現できるレベルにあるからだと思います。
理想の動作が無意識で試合で出来るようになるまで大変ですが、出来たときの達成感は格別なるはずです。
スイングの”量と質”どちらが大切ですか?
スイングの質と量はどちらが大切ですか?
私の個人的な意見ですが「質も量も」大切です!
近年の傾向として、「量」が大切だと言うと、量だけ取り組んでも意味が無いと言われがちな傾向です。
練習量をこなしていない選手は圧倒的に練習から得られる「経験」が少なくなります。
最初の段階で練習量をこなして体得しないといけないのは、試合で結果が残せる自分なりの「練習方法」や「調整方法」です。
これは量を振ることで力もつきますが、意識をして練習することによって自分のスイングの理解を深めることができます。
プロ野球界で、2000本安打も達成されている宮本さん!
動画のように、キレダスプレーンを使用してボールを打っていますが
実際に少・中学生、高校生の選手が宮本さんが動画の中で打っている幅で素振りや置きティーにチャレンジすると、多くの選手がスティックにバットをぶつけてしまいます。
動画のスイングは1球目でした!
小・中学生と比較したら本当に失礼になりますが、「振ってきた量が違うんだよ」と言われていました。
練習量の多さも自信になると思いますが、結果を出して来たからこそ、その練習量に質がプラスされて、より大きな自信になるものだと感じました。
まとめ
前回のキレダスでのコラボは約4年前になります。
まだご覧になられていない方は是非ご覧ください。
基本的にお伝えしていただく指導内容にブレがない宮本さん
またこのような機会がつくれるようにスタッフ一同がんばります。
最後までご視聴いただきありがとうございました。