【ドリル内容】
キレダスとボールの握り方をマスターする
【MENU(回数・セット数)】
正しい握り方で「1日 最低5分」キレダスorボールを握る練習をする。
テレビやYouTubeを見ながらでもいいので、正しい握り方でボールを持ち続けましょう。
【目標】
少しでも早く正しいボールの握り方を無意識にできるようになる。
意識しなくても、練習や試合で自然と「正しい握り方」が自然とできるように。
【 目次 】
正確にボールを握れない選手が多い理由
キレダスの指導・体験会で多くの少中学生の選手のキャッチボールを見させてもらいました。
率直な感想ですが、「ボールを正確に握れている選手」が本当に少ないことに驚いています。

握り方を伝えると多少手間取る子もいますが、正確にボールを握れるようになります。

ボールの握り方を知らなかったり、教えてもらっていない選手は意外と多いようです。
意識してボールを正確に握れるようになるだけでもチームの中で「意識の高い選手」にすぐになれると思います。
プロ野球のピッチャーは変化球を投げるときに「ストレートと同じ腕の振り」で投げることができる様に練習をします。
プロ野球選手でもボールの握りを変えると腕の振りが変わってしまいます。
意図的にボールに変化がかかるようにストレートの握りから軸をズラしてボール握っています。
無意識にボールの握り方がズレていると当然ボールは変化がかかります。
無意識なので自分が変化球を投げていることに気づいてもいません。
指導者含め「ボールの握り方」を見過ごしている人は、「握り方」が投げる腕の振りに影響することに気づいていないのです。
不正確なボールの握り方がもたらす致命的な負の連鎖4
<No’1>ボールの握りが不正確だと投球フォームが不安定になる
いくら体重移動や胸郭の使い方など、投球フォームが大きく改善されても、ボールの握り方が不正確のままだと的確にボールに力を伝えることができません。

投球フォームを改善する前にストレート(4シーム)を投げるための「正確な握り方」をマスターしておくことが重要になります。
キレダスチャンネルで正しい握り方をCHECKしてください↓
No’2 ボールに力を伝えるバランスが不安定に
基本的に投げる球種は圧倒的に「ストレート」が多くなります。
ストレートは地面に対して平行な軸でボールに回転をかけなければいけません。
握り方が不正確なままボールをリリースをすると、指先からボールをリリースする瞬間のバランスが既に崩れています。
ボールの回転が不安定になると「ボールが予期しないところで曲がったり落ちたり」変化してしまうのでコントロールするのが難しくなります。
距離が長くなると更にその変化は顕著に現れ手ボールの軌道が乱れます!
No’3スピン量が不安定に
握り方が不正確だと、ボールのスピン量=回転数を上げることが難しくなります。
回転数はボールをリリースする強さにも影響してきます。
また回転数が少ないと球速や遠投距離を伸ばすことが難しくなります。
球速にも関係してくるのですが、回転数が少ないと、空気抵抗を受けやすくなるためコントロールが不安定になります。
No’4肩肘のケガのリスク
不正確な握り方は、無駄な筋力を使い続けることに繋がります。
指関節、手首関節、肘関節などの投球時に動かす関節にも余分な負担をかける可能性があります。
長期的な肩肘のケガの原因に繋がることもあります。
まとめ
ボールの正しい握り方は確実に投球レベルアップに繋がります。
すぐに変えられ効果も実感しやすいので是非お試しください。